元気な企業・組織の作り方バックナンバー

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日時	タイトル
2021/06/25(金) 19:00	ロンリの力

○○さん、こんばんは。

何処にでもある聞き流すようなこんな話があります。
「最近、駅前にセンスのないお店が出来たね。
　ありゃ、直ぐに潰れるね」

　
この話の中で
「客観的な事実」は何で
「主観的な意見」は何で
「個人的な推測」は何だと思いますか？

事実・・・最近、駅前にお店が出来た。
意見・・・センスのないお店。
推測・・・直ぐに潰れるね。

いかがでしたか？

ここからは、私が研修でしばしば使う事例です。
○○さんもチャレンジしてみてください。

父親から娘への会話です。

「お前は、バスケの部活をしているから成績が悪い。
　部活を辞めて勉強すれば成績を上がる。
　だから直ぐにバスケ部を辞めなさい！」

一見すると三段論法にも聞こえる話です。

○○さん、娘さんの立場になって反論してくださますか。
このお父さんの話の中の事実・意見・推測は何ですか？

・バスケ部の部活をしている・・・事実

・成績が悪い・・・意見　
　これは一見、事実のように聞こえますがお父さんが求めるのが学年1番で、娘さんが目指しているのは志望校合格レベルかも知れません。

・部活を辞めて勉強すれば成績が上がる・・・推測

・バスケ部を辞めなさい・・・意見

「意見」や「推測」に対しては、いくらでも「事実」で反論を組み立てることが出来ます。

反論例＜PREP法＞

私は部活を辞めません。（結論）

何故なら、私は部活も勉強も含めた充実した高校生活を送りたいんです。（理由）

先輩たちを見ても最後まで部活を続けて志望校に合格した人は多くいます（具体例１）

部活をしない生徒の成績が必ずしも良いことはありません（具体例２）

信頼する仲間たちと部活を最後まで続けるという経験は、高校生活を充実させてくれる、かけがえのないものです（具体例３）

お父さん、私のことを心配してくれてありがとう。（相手への配慮）

だから、私は最後まで部活を続けます。（結論）

○○さんの周りにいて理不尽な要求をしてくる人にも事実と意見と推測を区別すれば、きっと冷静に反論できますよ。

因みに私が一番気に入っている回答はこれです。
「僕は、どこまでもバスケを続けて八村塁のようなNBAプレイヤーになる！」
ちゃぶ台返しですね。

自分の人生を守れるのは、自分しかいません。
○○さんの周りには、その人の意見を事実のようにして迫ってくる人はいませんか？

2021年6月ー4号

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