元気な企業・組織の作り方 バックナンバー
日時 | タイトル |
---|---|
2020/01/31(金) 19:00 | プロカウンセラーが守る鉄則 |
○○さん、こんばんは!
コロナウイルスの広がりが心配ですね。
中国武漢市って1千万都市なんですね。
東京都と同じくらいな人口規模の大都市とは知りませんでした。
一日も早い終息を祈るばかりです。
日本各地で災害が起きると、
しばらくして避難所生活が始ます。
その頃にカウンセラーがお役に
立てる時があります。
その時に心がける鉄則が
「避難所の方々の気持ちを
分かった気にならない」
と
「共感しても同調しない」
です。
これは、どういう意味かと言うと
例えば、クライエントが
「あの災害で肉親を喪いました」と
言われた時に私たちカウンセラーは決して
「その辛さ分かります。実は先月私も
母を亡くしましたから」
なんて「同調する」ようなことは、
決して口にしません。
本人の心の痛みは、
本人にしか分かりませんから。
職場のカウンセリングにおいて
もクライエントが
「同じ職場のAさんが嫌いなんです」
と言った際にも、
内心ではカウンセラー自身も
Aさんが嫌いだったとしても
「そうですよね。実は私も
Aさんが嫌いなんですよ」と
決して「同調」しません。
この同調をしてしまうと
カウンセラーもクライエントも
悩みの同じ穴に落ちてしまいますから。
それでは、カウンセラーが
どうしているかと言うと
「事実」と「感情」に応答して
「共感」するようにしています。
例えば
「そうでしたか、あの災害で肉親を
喪われたのですね。」
・・・・・「事実」への応答
「それは、辛い思いをされたこと
でしょうね」
・・・「感情」への応答
とか
「Aさんがお嫌いなんですね」
・・・「感情」への応答
「どんな事がありましたか?」
・・・「事実」への応答
カウンセラーが話を聞くときは
相手の眼で見て
相手の耳で聞いて
相手の心で受け止める
この鉄則を決して忘れません。
それでは、なぜカウンセラーなどと言う
職業が成り立っていて、人様のお役に
立てているのでしょうか?
そのネタは、また来週のメルマガで。
○○さん、どうぞ素敵な週末をお過ごしください。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2020年1月―5号
このメルマガの返信、
転送・シェアを歓迎します。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
講演会・企業向け研修・セミナーについては
こちらをご覧ください。
https://saipon.jp/h/kojimashunichi
メルマガのバックナンバーは、こちらから
http://genkifactory1.com/Lb43/121
メルマガ解除されたい方は、こちらから
https://twelfth-ex.com/dm/99372/1/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
元気ファクトリー株式会社
代表取締役 小島 俊一
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::