元気な企業・組織の作り方 バックナンバー

○○さん、こんばんは。　

先日、取引先の担当者との仕事の打ち合わせがあり、
オフィスに伺いました。

13時の約束でしたので、
私はいつものように5分前には現地に着きました。
時間ちょうどに外出先から帰ってきた彼と私は談笑しながら、
必要なことを確認して、有意義な意見交換もできて
打ち合わせを終えて、私はオフィスを辞しました。

ここまでは何事も無いいつもの風景でした。

打ち合わせを終えて
次のスケジュールを確認しようと
手帳を見た私は愕然としました。

私は待ち合わせ時間を間違えて
30分早くオフィスに伺っていた事に気付いたからです。

若い彼は打ち合わせの間に
私が時間を間違えた事を指摘する事は無く、
非難するような態度も全く見せませんでした。

私が彼の立場ならば、きっと
「待ち合わせ時間は13時でしたっけ？」や
「待ち合わせ時間は13時半でしたよね」か
場合によっては、嫌味の一つも言いそうです。

最近は何かにつけて、
相手のマウントを取ろうとする風潮が多い中で
彼の態度は、なかなかできるものではありません。

私が時間を間違えたお詫びのメールを出した後に
彼から返ってきたメールには、こう書かれていました。

「昨日は有難うございました。
　早めにお越し頂いたため、小島社長と
　打ち合わせをする時間が長く取れましたので、
　お気になさらないでください。
　色々とご教授頂き感謝致します。
　×××様の件、引き続き宜しくお願い致します」

彼の会社の社員研修が素晴らしいのか
彼の素養なのか分かりませんが、
若い彼の態度に私は一本取られたと思った次第です。

彼は、先週のメルマガで紹介した
「相手の立場になって社会と関わる」を
見事に実践されている若者でした。

○○さんが
相手に気付かれなくても、
見返りも無くても
気遣いや善意を発揮されるのは、どんな時ですか？

2022年2月1号

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

メルマガへのコメント大歓迎です。
このメールにご返信ください。
※すべて楽しみに拝見しています。
このメルマガの転送、引用もご自由にどうぞ。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

メルマガのバックナンバーは、こちらから
https://genkifactory1.com/bkn99372/kojima/

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

メルマガ解除されたい方は、こちらから
(解除URL)

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

元氣ファクトリー株式会社
https://land-eye.jp/
代表取締役　小島　俊一